【注意点】 この記事は、弊社株式会社カラダリリースのサービスの一つ 整体院フランチャイズシステムに興味を持って資料請求 または事業説明会をお聞きいただいた方に向けて記したものになります。 ノウハウや貴重な情報は特にありません。主に自己紹介になります。
検討材料の一つとしての自己紹介
この度は弊社のサービスに興味を持っていただき 誠にありがとうございます。
事業内容がある程度分かったところで 改めて自己紹介をさせていただきたく思います。
もしフランチャイズに加盟されるとした場合
本部代表の人となりを知らずに加盟して
蓋を開けてみたら『こんな人間と仕事をしていかなければいけないのか』
と絶望されても困りますし
検討材料の一つとして代表はどんな人間で
どんな想いでやっているのかということはご理解いただきたく思います。
変に着飾ったり誇張したことは言いません。
概要
・1993年9月3日生まれ ・男3人兄弟の長男として札幌で生まれる ・小学2年生で父親が他界 ・高校卒業後に札幌青葉鍼灸柔道整復師専門学校に入学 ・在学中に札幌の多店舗展開をされている整骨院で勤務 ・はり師、きゅう師、柔道整復師の国家試験合格 ・京都の外科に就職し外傷や各種疾患を経験 ・整形外科に転職し整形外科疾患や慢性痛に特化し経験 ・23歳で地元札幌に戻り整体院札希-satsuki-を開業 ・独立初月売上103万円/その後は平均月商160万円で運営 ・2020年に整体院フランチャイズシステム本部としての運営を開始
・2022年2月現在、6店舗を統括
なぜ医療業界を志したか
ぼくが小学2年生の時に、父親がくも膜下出血で他界しました。 それまで何の気なしに生きていた私でしたが 父親の「家族を頼むな」という言葉と すぐ下の弟が重度の知的障害 一番下の弟は父親の他界後に妊娠が発覚して家はてんやわんや。 そんな環境から何か専門的なスキルを身につけようと考えました。
目指す方向性として それまでずっとサッカーをしていて 怪我のたびに真摯にサポートしてくださった鍼灸師の先生に 強い憧れを抱いていましたので 自然と鍼灸の専門学校へ進学をしました。
柔道整復師という資格は 保険診療を行うのであれば必須の資格で 将来的に必要だからと同時に入学することとなりました。 朝の9時から16時までは鍼灸の勉強 夜の17時から22時までが柔道整復師の勉強と さらに休日は整骨院でのアルバイトで かなりハードに過ごしていました。
そして整骨院でのアルバイト時代に 今の自分を形成する大きな出来事が起こります。
不正請求の闇
北海道で7店舗ほどある大きな整骨院でアルバイトをさせていただきました。 尊敬している学校の先生が総院長として経営をされているグループでした。
当時は学生で無資格なので 患者さんに触ることはできず、お出迎えや車での送迎 電気治療の機械の着脱など、事務的な仕事が多かったですが 学ぶことは多く、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
しかしある日、ぼくは絶望します。 整骨院は月末に決まった書類を作り 『この患者さんはこんな理由でうちに通院しています。だから保険の分の7割(高齢者は9割)はあなたたち組合がうちに払ってね。』 と保険請求を保険組合に対して行います。
しかしこの書類、特に最近は厳しくチェックされるようになっており 通院した日時だけを記入しておけばいいのかというとそうではなく 『いつ、どの場所が、どうすると症状が起こるのか』を 細かく記載しなくてはいけなくなっています。 ここが適当だと保険組合から こんな理由ではお金は出せないよ。となってしまいます。
もちろん治療したのに保険分がもらえないと 窓口料金の500円程しかもらえないので ぼくが働いていた整骨院では、カルテの記載を細かく行っていました。 もちろん担当した人が、正しく、真実を記載すればいいのですが、治療をするようなえらい先生方は他の仕事もあるので カルテに通院理由を記載するのはぼくのような下っ端アルバイトの仕事です。
全く顔も名前も悩みも知らない人のカルテを さも自分が施術を担当したかのような表現で記載しなければなりません。 〇〇さん:前屈動作時の痛み残存。 〇〇さん:後屈動作時の痛み残存。 〇〇さん:回旋動作時の痛み残存。……
こんな感じで数百人分のカルテを書かされた時 あ、これはダメなことだ。 この仕組みで自分は将来家族を養いたくない。と直感で感じました。
さらに京都の病院で勤めていた時も 事故治療の水増し請求や、保険点数アップのための無駄な治療部位の追加… たくさんの闇を見てきました。
さらに保険の枠組みで治療を行う以上 治療する側も同じことを行わなければなりません。 体全体をトータルで考え 治療を構成しないことには根本的に治すことは不可能だと考えているぼくにとって 全員同じ治療で流れ作業のように言われたことを行う というのは無理な話でした。
クビ、そして独立
ドクターや同じ立場のセラピストと対立することも増え ある日、経営方針に従って同一の治療をするか うちを辞めるかどちらかだ。と伝えられました。 結婚したばかりの23歳の頃です。
若気の至りですね。 その日のうちに退職を決め、京都から札幌に戻り独立を決意します。 妻は仰天。 普通に朝に仕事に行った夫が夜には仕事を辞めて すぐに地元に帰ると言われた日には、まあ、ぼくなら離婚しますね。笑
それでもついてきてくれて 今でもサポートしてくれている妻には頭が上がりません…。
妻は歯科助手として働いていた歯医者を 最短1ヶ月ほどで辞めて2人で地元に戻り 腰痛専門整体院札希-satsuki-として独立をしました。
貯金残高7万
独立するのにも 物件を借りて、住むところや家具を購入して 整体院用にベッドや骨模型などを用意し 残った貯金残高は7万円。
あれ?このままだと来月死ぬ?
ここからスタートです。 ただ人間死ぬ気になればなんとかなりまして 1ヶ月でチラシを2万枚自分の手でポストに入れて 腕が上がらなくなりながらも そこから集客が起こったので売り上げは初月ながら103万円。
なんとか生き長らえたのでした…。
だらだら経営時代
ぼくは最初 お前なんか成功しない 自費の整体院なんてあと10年早い などと同じ職場のセラピストの方々に散々言われました。
自分を心配してくれていたのかもしれませんが 当時のぼくは悔しくて仕方ありませんでした。 適当に流れ作業で仕事をして、勉強もせずにだらだらこなすだけの人間と 休日を返上してセミナーに通い、技術を高め続けている自分 絶対に見返してやる。 その気持ちだけで独立しました。
その職場の平均給与は30万くらいで6人セラピストがいたので 30万円×6人=180万円 これが最初のぼくの目標になりました。
この金額を1ヶ月で稼げば自分の勝ちだ。 そう思ってがむしゃらに頑張ると 4ヶ月目で目標売り上げは達成しました。
ざまあみろ!とほんの一瞬思いましたが すぐに、なんだこんなものかと思い もういいや…と熱が急速に冷めていくのを感じました。
それからはだらだらと経営を行いました。 お金には困らず自分の時間も作れましたが どこか虚しい、無為な時間が流れました。
今考えるとちょっと鬱っぽくなっていたかもしれません。
出産とフランチャイズのきっかけ
だらだら2年近く経営したのち 長男が産まれました。 名前を陽琉(はる)と言います。現在2歳で天使のようです。
息子は毎日 昨日できなかったことができるようになります。 寝返りから立ち上がり、歩き、言葉を話すようになる。 そんな姿を見ていて このままでいいのか?と強く感じました。
何かもっと自分自身成長して 毎日スリリングで、ときめき、おもしろいことをやってないと この子に負けちゃう!と思いました。親子関係で勝った負けたは別にないのですが、正直焦りました。
そんな時患者さんの1人が職場の人間環境に悩まれていて よく相談を受けていました。 さらっとぼくが整体師って最高ですよ。 という話をすると 素人でもやれるなら本気でやりたいです!と。 うちのスタッフとして働くかフランチャイズの形ならどちらが理想的ですか?とご提案するとフランチャイズとなり そこから大急ぎで契約書を作成し弁護士にリーガルチェック 学習コンテンツを作成しフランチャイズ運営スタート という流れで始まりました。
提案して承諾されるタイミングまで 実は全く何も用意していなかったわけであります…。笑
1号店目の成功
税理士事務所の事務職員からスタートされた1号店目の方が
最初こそ苦戦したものの順調に成果を出され多くの患者様に貢献し
しっかりと利益も残しているのをみて、これは全国的に展開する価値があることかもしれない。と感じました。
まだまだ痛みや痺れで困っている人は多く
自分の治療を待っている人もいる。と強く思い、そこからフランチャイズとして
どうすればうまくいくかをより真剣に考え出しました。
なぜ仕事をするか
その後加盟店数が増え、もちろん失敗も多々ありましたが
個人でコミットして頑張ってくださる方に関しては安定した成果と
顧客満足度で着実に拡大しております。
まずは各都道府県に1店舗は作り、慢性痛に対してのインフラを作るつもりで取り組んでいきたいと考えています。
フランチャイズなのでお金から入ってまずは稼ぎたい!という気持ちもとても分かりますが、中長期的に見ると
「地域の方の痛みや痺れを解消するために」という方に加盟いただけると嬉しいなと思っています。
加盟の注意点
事業説明会などを行うとありがたいことに 前向きに検討いただき サービス体験であったりテストマーケティングを依頼いただくことが多いですが、やっぱり一度はお会いさせていただきたいです。
直接ぼくに会った上で こいつと楽しくやっていけるのか? ここをあなたに見て欲しいです。
人間なので、こいつは合わないな。ってあるじゃないですか。 正直ぼくも全然あります。 弊社は代表取締役がぼくで 他には業務委託として5名ほどのプロが関わってくれています。 しかし、実質的に加盟店様と関わっていくのは、現状では、ぼくです。
人間的になんか生理的に無理。 ということが起きるとアドバイスも聞けなくなると思うんですよね。 深く、長く関わるフランチャイズだからこそ その点をあなたの価値観をもとに判断して欲しいと思います。
ビジネスモデルや施術の仕組みも大切ですが そこはもう出来上がっていて成果が出ていますので 何よりこういったフィーリングの部分を大事に感じ取っていただけるといいのではないかと思います。
もちろん絶対に上手くいくなんてことはあり得ないですが ちゃんと正しく頑張れば成果が出るようなものになっています。 楽して儲かるわけではないので それなりに大変なことも出てくるでしょうけれども そんなときにもこの人と一緒なら乗り越えられるかもなと そう思っていただけたときに 本格的に加盟検討をいただければ嬉しく思います。
めちゃくちゃ長くなりました! とにかくあなたにお会いできるのを楽しみにしています!
ここまで読んでこの段階で 合わなそうであれば面談前に教えてくださいね(^^;;!
長文ご一読いただきありがとうございました!
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